社会人 3 年目、憧れを叶えるため異業種への転職を決意。
以前は、化粧品の会社で、販売員として働いていました。新卒から 3 年間、販売というお仕事を経験する中で、消化しきれないモヤモヤを抱くように…。
お客様が綺麗になったことを一緒に喜べるやりがいがある一方、店舗の販売方針に疑問を感じる部分があり、気持ちのバランスがとれずにいました。
一生続けたい仕事とは何か。立ち止まって考えてみたとき、「エンジニア」という選択肢が浮かんできました。
実は、大学時代には情報学部に所属しており、就職活動時には、IT 系の企業もいくつか受けていました。
IT と美容、どちらも魅力的だったのですが、最終的に、化粧品の販売員として働くことを決めました。その後、転職を考えた時に、憧れていたエンジニアの仕事に挑戦することにしました。
エージェントに未経験でも受け入れてくれる企業を紹介していただき、今の会社と出会うことができました。
株式会社イエス ウィ キャンは FileMaker Business Alliance パートナー企業で、FileMaker をベースにシステム開発を行っています。
私は情報学部だったものの、FileMaker には触ったことがなく、正直不安だらけでしたね。ただ、面接の中で、社長の人柄に惹かれたことや、中途採用入社者のほとんどが未経験の方だというお話を聞き、私はここでエンジニアになろうと、決断をしました。
日本語で書けるから、直感的で易しいプログラミング。
FileMaker を初めて使ったときは、衝撃的でしたね。
一般的に「プログラミング言語」と呼ばれるものとは全くイメージが異なります。プログラミング言語は言語自体を勉強しなければ、コードを書くことができません。
FileMaker の場合、日本語でコード作成ができるため、とてもわかりやすい。画面作成に関しても、パワーポイントのようにつくれてしまいます。
直感的な動作なので、これまでプログラミング言語に触れてこなかった方にも易しい開発ツールだと思います。私は約半年で、簡単なアプリであれば 1 人でつくれるようになりました。
操作は簡単な FileMaker ですが、実は意外と奥が深い。自由度の高いプラットフォームだからこそ、何かをつくるとなったときのつくり方を多様に考えられるようになっています。
たとえば、「これはパッと早く形にできるけど、汎用性がない」とか、「使い回しできた方がいいからこっちだな」とか、あとはパフォーマンスの観点など、その後の運用も見据えて、どのつくり方が適切か判断する必要があります。
3 年経った今でも、毎日が勉強ですね。新しいことも吸収しながら、自分の頭で考え、形にしていく過程に楽しさがあり、自分にぴったりな仕事だと日々実感しています。
*写真のみを記事告知目的以外で転用することはご遠慮ください。